Panos日記(不定期きまぐれ)
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99.10.31 しまなみ海道サイクリング

今年99年5月1日に今治と尾道を結ぶしまなみ海道が開通してから半年。
それまで断続的に行われて来た、行政による記念イベントは全て終了し静かになったようだ。 そこで、今や部屋のインテリアになってしまっているロードレーサーに乗り一人で しまなみ海道を散策してみることにした。
しまなみ海道は全長約60Km。ここ5年ぐらいはトレーニングらしきものを全くしておらず、 また自転車もママチャリしか乗ってなく、筋肉も体力もすっかり衰えてはいるようだが、 ちょっと頑張れば日帰りでも往復できる距離と判断した。
とりあえず目標を定めないとくじけるので、一番尾道側の島、向島に住んでいる友人宅を 訪問してしばらく休憩して帰る事にする。
朝、6:40に起床。軽く朝食を済ませて7:00出発
今日の天気は曇り。サイクリングには最高の日よりだ。我が家があるのは今治の少し南側で、 来島大橋のある糸山までは約8Km。体力的な不安もあるので最初からギアを落としてスローペースで走る。

・来島大橋  8:13着
来島大橋は世界初の3連つり橋で全長は4.1Km。通行料は200円。
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PHSを持っていたのだが、これがつかえるのは来島大橋を降りた大島の下田水漁港の周辺まで。 それ以降は最後の向島の尾道に面した市街地に入るまでずっと圏外表示のままで使い物にならなかった。
携帯の方は持っていないのでわかりません。
さて、次の伯方・大島大橋までは国道317号線で小さな峠を二つ越える11.5Kmの道。この大島内のサイクリング道路は国道の側道なのだが 段差が全くなくロードレーサーでも走りやすい。

・伯方・大島大橋  9:19着
伯方・大島大橋は全長1.2Km。通行料は50円。
国道は伯方島の西側をかすめる感じで3.3Km走ると、もう次の橋大三島橋に着く。
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・大三島橋  9:39着
大三島橋は全長0.3Kmのアーチ橋。通行料50円。
今度の大三島は島の南東側を4.9Km走ると次の多々羅大橋に着く。
もっと北の宮浦に行くと大三島美術館などもあるが今回はパスした。
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・多々羅大橋  10:14着
多々羅大橋は全長1.5Kmの斜張橋。通行料は100円。
時間帯によるのかも知れないが、私が通った時は、歩行者でいっぱい。 みんな道幅いっぱいになって歩いているのでちゃりん、ちゃりんとベルを鳴らしっぱなし。
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多々羅大橋から国道へのアプローチ道のところで、無料で食べ放題・持ち帰りはダメ、のみかん園を発見。 数日前の毎日新聞でこの件は知っていたのだが、 「瀬戸田のJAがサイクリング道路沿いのみかん園で実施」という記事で詳しい場所は書いてなく捜しながら走ろうと していた矢先だった。
早速満腹になるまで食べまくった。また持ちかえり不可とはいえ、2・3個はいいです、といってくれたので 各ポケットに2・3個づつ戴いた。
多々羅大橋から次の生口橋までは約12Kmの道のりだが、耕三寺や平山郁夫美術館がある瀬戸田を通る北側の道がモデルサイクリングロードとなっているが、 南側の国道の方が距離が少し短いようなので、軟弱になっている私は迷わず南側の国道を行くことにする。
この生口島の南側のサイクリング道路(歩道)は走りにくい。 わき道の交差点ごとに2cmぐらいの高さのブロックで境界を仕切っているのでロードレーサーのような 細いタイヤではとても走る気にならない。
この途中でアクシデント発生。
ちょっとさびれた漁村の風景をボーと見ながら走っていたら突然、 前輪タイヤが外れフロントフォークとブレーキのところに挟まった。 このため前輪に急ブレーキがかかった状態になり、私は自転車ごと前に放り投げられた。 頭からアスファルトに落ちかけたが条件反射で両方の手の平を地面につき顔を守った。 そのまま左肩を下にして左肩の後ろをズズッと擦りながら前転。
一瞬の出来事で、そのときはなぜ転倒したのか全くわからなかった。 前輪のチューブラータイヤ自体はパンクしていないのだが、 チューブラーの縫い目を覆っている保護布が全部取れてよれよれになってしまっていた。
結局、原因はあまりに古いタイヤで接着剤の効果がなくなり剥がれてしまい、リムから外れ、フォークに詰まったということだった。 考えてみればこのタイヤもう10年以上前から使っているしろもの。
普通の自転車のタイヤは両サイドにスチールワイヤーがあってこれがリムに引っかかることによって固定されているが、 ロードレーサー用のチューブラータイヤは接着剤で固定されているだけだから古い物は危険ということだろう。
後輪のタイヤも同じように古いもの。大丈夫かなと心配しながら走っていると、生口橋へのアプローチ道路のところで シューとあえなくパンク。予備は一本しか持って来ていなかったのでどうしようかと思っているところへ、来島大橋から抜いたり・抜かれたり しながら走っていた二人組みのサイクリストに丁度追い抜かれ、予備タイヤを一本譲ってもらった。
感謝。感謝。
しまなみ海道沿いにはサイクリング用のチューブラータイヤを売っているような店は見あたらなかったので もしここで譲って貰えなければリタイアしていただろう。


・生口橋  11:48着
生口橋は全長0.8Kmの斜張橋。通行料は50円。
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生口橋を渡ると因島。次の因島大橋までの距離は9.5Km。
このあたりで、もう足はパンパン。走っているときはなんとなくペダルを回せるが、 休もうと自転車を降りると大変。足がジワジワと痛くて立っているのもつらい状態になってしまっている。
やはり、日頃のトレーニングなしにはきつかったなぁと多少後悔をし始める。

・因島大橋  12:38
因島大橋は全長1.3Km。料金は50円。 原付、自転車・歩行者の通路は車道の下側にある。
ところで、この因島大橋と生口橋の料金所には監視カメラが設置してある。しまなみ海道の自転車道の料金は全て無人で料金箱に 入れるようになっているが、この2箇所の橋ではお金を払わない人を監視してあとから請求でもする気なのだろうか。それとも 単に威嚇しているだけなのだろうか。ちょっと気になるのでご存知の方がおられたらご教授お願いします。
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もうすっかり身体はヨレヨレになっているが向島に入れば、待ち合わせ場所の東西橋交差点までは約8Km。 丁度レンタサイクルの10人ぐらいの一団がいたので一緒に走る。
向島町の東西橋到着は13:35頃。ここから海岸の方に降りると尾道への渡船乗り場がある。 サイクリングマップによると自転車は、「尾道大橋は歩道が狭く危険なため渡船を利用して欲しい」とある。
立っているとつらいどころか、どんな姿勢でいても痛かった足も、友人と合流してのんびり休んでいるうちに 痛みも取れてすっかり回復してきた。

・帰路
明日はその翌日の仕事の準備があるのでどうしても今日中に帰らないといけない。
のんびりし過ぎて出発が予定よりかなり遅れてしまったので、帰りはただひたすらノンストップで走った。 ギヤを往路以上に落として回転力だけで走っていたのでスピードはでないが今の体力では仕方ないところ。
多々羅大橋のあたりから回りはすっかり暗くなり、 懐中電灯の暗いあかりであまり道がみえない中さらにスピードを落としてはしることになった。
しかし、それほど交通量が多くないので特に危険だというところはなかった。ナイトランも慣れれば涼しくて、 また走りに集中できて楽しいものである。
通過タイムは以下のとおり。橋の時間は全て料金箱のある場所。
出発      16:00

因島大橋    16:35

生口橋     17:16

多々羅大橋   18:06

大三島橋    18:39

伯方・大島大橋 19:09

来島大橋    20:10

帰宅      20:58


しまなみ海道にはレンタサイクルターミナルが愛媛県側に7箇所、広島県側に8箇所あるので 誰でも簡単にサイクリングができる。本州と四国を結ぶ橋3ルートで自転車が通れるのはこのしまなみ海道だけなので、 こちらに来られる方には、単に車で通過するだけでなくサイクリングを楽しまれることをお勧めします。


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