Panos日記(不定期きまぐれ)
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99.11.29 太陽光発電システム設置

・99.10.25 契約
私達にとって太陽光発電は以前からの「夢」で、以前も導入を検討したことがあったのだが、 その時にはあまりに高価でちょっと手が出ないなぁと断念していた。
しかし最近は多少は安くなり、また年々減っている補助金も今年度の場合100万円あまり出て、 ローンを組んだ場合当面の毎月の実質的な負担増は一万円以下で済むようなので、 思いきって導入することにした。
太陽光発電システム
サンヨー PVS−20J 電池容量3.6KW
  (180Wのパネルを20枚設置)

発電シュミレーションによると
年間発電電力量  3,672kwh
1ヶ月平均    306kwh
ということで、月平均で306×27.71円(売電価格)=8479円分の電気を発電することができる。 また、電力会社との契約を夜間電力の安い「時間帯別電灯」契約に変更することにより 3200円ほど電気料金が安くなる。ローンの支払いは2万円弱であるがこれらとの差額が今までからの 負担増ということで8000円ぐらいになるわけだ。
経済的にマイナスというのは痛いがクリーンエネルギーを使えて、CO2削減にも貢献できるというのはとても 気持ちがいい。
シビアな人のために書くと、太陽光発電も機器を作るのに石油などの資源を使っているわけで完全にクリーンな わけではないが、数万年に渡って管理しなければならない放射性廃棄物をだす原子力発電と比較すれば クリーンエネルギーと言っても間違いではないということだ。
・99.11.13〜11.16 設置工事
太陽光発電システムは意外と単純な構成になっている。
主要部品は、太陽電池モジュール、接続箱、パワーコンディショナーの三つだ。
太陽電池モジュールは屋根に取り付けて太陽光を受けて直流電力を発電する。 それを接続箱を経由してパワーコンディショナーにつなぐ。パワーコンディショナーは 直流電力を交流電力に変換して家庭内の電力系統につなぎこむ。
発電した電力は家庭内で使い、余れば電力会社に売電し、足りなければその分は 今まで通り電力会社から買電することになる。
solar1.jpg
発電パネルの取りつけ
solar2.jpg
パワーコンディショナー

・99.11.26 「時間帯別電灯」契約用メータ取付け

これまでの電力会社との契約は「従量電灯A」であったが、使用電力表示が2段になった 専用メータを取りつけ、今日から夜11時から朝7時までの夜間は1kWh当り6.56円、昼間は 90kWhまでは20.67円、それを越えた210kWhまでは27.71円、さらに越えた分は30.48円となる。
solar3.jpg
左が売電メータ、右が時間帯別電力メータ
我が家のようにパン屋をやっていると夜間に使う電力量の比率が高いので、 もっと早くから時間帯別電灯契約にしておけば良かったなぁと悔しく思った。
こうなるとさらに節電意識が高まってきて、トータルの電力消費を徹底的に減らすことにした。


1.白熱電灯を全て電球形蛍光ランプにする。
電球形蛍光ランプは安売りでも1個1000円ぐらいと少々値がはるが、消費電力は1/4、寿命は約8倍ということで 総合的にお徳。
我が家の場合は、トイレ・洗面所・浴室・階段・倉庫部屋の5箇所の電球を入れ換えた。
ただし、浴室の場合は「密閉型器具用」のランプにしないと危険である。

2.待機電力の必要な器具には全てスイッチを付ける。
冷蔵庫・電話機・FAXは仕方がないが、それ以外のものは使わない時には完全に切っておくと節電になる。
パソコン関係はすでにスイッチ付きテーブルタップを使っていたが、調べてみると、 業務用オーブン、電子はかり2個が常時通電していたのでこれらのコンセント部にスイッチを付けた。

3.浴室のファン
浴室は使用後朝までファンを回しっぱなしにしていたが、このスイッチをタイマー付きのものと 入れ換えた。

4.各部屋の照明
照明器具のプラスチックカバーを外すと10%以上明るくなるが、外そうとすると妻に反対され断念。 この件は節約生活のススメだったかの本に載っていたものだが、確かにむき出しの蛍光灯ランプは見栄えが悪く部屋の雰囲気をそこなう。
そこでリング形のランプを3個または2個使っているうち1個のコネクタを外すことにした。多少暗くなるが、 薄暗くなるというほどの変化はなく問題ないようだ。

5.ホイロ(パンの発酵器)の電源切り替え
天然酵母パンは発酵に時間がかかりホイロの占有時間が長い。このためPanosではメーカー製と 手作りのと二つのホイロを使っている。 このうち手作りホイロは今までヒーターの電源に100Vを使っていたのをスイッチで 切り替えて200Vでも使えるように改造した。もともとこのホイロは自分で設計・製作しているので 改造も簡単なのだが、 二個のヒーターを安全に直列と並列に切り替えるのはちょっとしたパズル。 実は最初の改造では切り替えのタイミングによってはその瞬間だけ200Vがショートする場合があり、何度か使っているとあるときブレーカが切れ、スイッチが焼けこげてしまった。慎重にやらないと200Vは怖い・・。
これにより夜間は100Vで1kWhあたり6.56円、昼間は200Vで11.7円と安い電力を使える。
なお、電力会社の方が見ておられるかも知れないので念のために書いておくと、 200V低圧電力は契約電力以上の機器を使うと契約違反となるが、 Panosの場合は今の店を設計したおりにプレハブ冷蔵庫を入れる予定(だったが100Vで動作する冷蔵庫を買った)で動力用コンセントも 余分に設け、契約電力も余裕を持って契約しているので違反にはならない(ハズ)。逆に今までが使わないのに余分なお金を四国電力に払っていたといえる。
hoiro1.jpg hoiro2.jpg
自作のホイロコントローラ


・99.11.29 連係運転開始
四国電力から三人、代理店のソーラーネットから二人、電気工事屋さん二人と大勢の人が来た。
四国電力の立会いのもとで、申請書類を見ながらパワーコンディショナーのDIP SWの設定を一つ一つしていき、 いよいよ連係運転のブレーカーを入れる。
問題なく連係で発電が行われているようだったが、残念ながら作業を始めたのが 午後4時からでもう太陽は沈もうとしている。発電電力は僅か0.1W。売電メーターの動作確認をしたかった ようだが、消費電力の方が多く売電メーターは全く廻ってくれない。
後は、四国電力と「電力受給契約書」「発電設備の電力系統連係に係る覚書」に印鑑を押して手続きは全て終了した。 これらは余剰電力の売電にともなう文書で売電価格もここで決められている。「時間帯別電灯の使用電力量が90kwhをこえ210kwh までの1kwhに対応する料金」とあり、現時点では27円71銭となる。

solar4.jpg
パワーコンディショナーの内部、左側に並んでいるのが設定用DIP-SW

・99.12.10 発電実績
10日間の発電状況を見てみる。
12月は一番日射量が少なく、太陽光発電にとって一番条件の悪い月であり、 この集計期間はまた晴れた日が少なくうす曇りの日が多かったが 一日雨が降る薄暗い日でも2kWhは発電できるし 快晴だと10kWh程度発電できた。

日付 11/30 12/1 12/2 12/3 12/4 12/5 12/6 12/7 12/8 12/9 合計
発電電力 6 3 5 6 9 2 7 9 10 8 65
売電電力 2 0 0.5 1.5 2.5 0 2.5 2 2 1 14

長期の発電実績については別ページにて公表予定。


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